工程管理
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ここでは、金型製造の作業手順について紹介します。
作業手順は、金型によって毎回複雑に変わりますが、行員全員の技術力と生産力を最大限に活かし「高品質・短納期」を念頭においた金型製作を心がけています。
作業工程
受注
お客様のニーズに対して、
一番適切な工法・設備をご提案します。
材料仕入れ
旋盤加工・フライス加工
技術を最大限に活かして加工します。
金型製造における基礎工程であり、一切の妥協を許しません。
熱処理
当然ですが、熱処理後は高度検査を徹底して行います。
汎用研削加工・NC研削加工
後工程の基準になる大事な工程です。
粗加工用砥石と仕上げ加工用砥石を使い分けます。
研削後は、バリの有無を検査し、磁気抜きの作業を行います。
電極加工
NCマシニングセンターやNCワイヤーカット加工機を用いて、放電加工で使用する電極を作製します。
これが後の放電加工の成否に大きく関係する為、電極作製プログラミングや面粗度の確認などは、
特に細心の注意を払います。
当然ながら、寸法確認は加工中・加工後と徹底して行います。
放電加工・ワイヤーカット加工
ホコリ・汚れ・バリ等を取り除き、それらによる芯ズレを防ぎます。
微細な加工を行う放電加工機は、技術者の設備・点検を徹底して行っています。
ワイヤーカット加工機は、主に0.1mm~0.3mmのワイヤー線を用途に応じて使い分けます。
小内径角R加工は、R0.05まで可能です。
鏡面加工(鏡面仕上げ加工)
金型製造における最終工程であり、唯一工作機械を使わず手作業で行う工程です。
当社の粉末冶金金型の鏡面仕上げ加工は、金型業界の中でも非常に評価が高く、
熟練された技術者が、異形物から丸物まで完璧な状態で仕上げます。
組付け・製品検査
各工程で検査された金型を再び最終検査にかけます。
内外形、尺度、面形状、面粗度、振れ具合など、精密測定器を用いあらゆる面から測定を行います。
更にはダイス、パンチ、コアの組付け検査や合わせ検査を行い、
ここで合格した製品のみが納品可能となります。